シアリスは、EDの症状に悩んでいる男性にとっての治療薬として世界中で広く知られているメジャーなもので、海綿体の部分にある平滑筋とよばれる筋肉の緊張を緩め、血流がさかんになるような作用によって、EDに対するすぐれた効果を発揮するものとなっています。このシアリスの効果は、EDが心理的な原因によって生じたものである場合と、神経や血管の異常などの器質的な原因によって生じたものである場合の、いずれの場合であっても共通しています。
こうしたEDへの改善効果をもつシアリスの血管拡張作用は、時としてマイナスにはたらいて副作用を生じてしまうこともないわけではありません。一般にはめまい、動悸などがよく知られているところですが、そのほかにも光視症とよばれる副作用の症状があります。
この光視症というのは、眼には直接光が当たっているわけではないのにもかかわらず、目の前がちらちらと光って見えたり、稲妻のようなまぶしい光が瞬間的に走って見えたりするという症状のことをいいます。そのほかにも似たようなものとして、光が青や赤などの色がついて見えるといった彩視症とよばれる症状が生じる場合もあります。
いずれの場合も、眼のなかに存在している網膜とよばれる部分が、シアリスの有効成分の作用によって刺激を受けたことによるものですので、飲んでから相応の時間が経過して効果がなくなれば自然とおさまるものです。ただし、シアリスは飲んでからかなりの時間にわたって効果のある医薬品であるだけに、シアリスを飲んだあとでの自動車の運転や高所での作業などといった、視力に関わる危険を伴うような行動をすることは、念のために避けておいたほうがよいといえます。